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ブロードバンド世界市場、銅線からファイバへシフト

May 24, 2011, Campbell--Infonetics Researchは、「PON、FTTH、DSLアグリゲーション装置と加入者」調査を発表した。
調査の概要
・DSL、PON、Ethernet FTTH装置市場は、1Q11に2%落ち込み、世界規模で19億6000万ドルとなった。
・市場全体が落ち込んだのは、DSLインフラ投資がすべての地域で前期比2桁減となったため。
・DSL装置市場は、前期比で落ち込んだとは言え、前年同期比では36%増となっている。
・世界のPON市場は、1Q11に20%増、初めて10億ドルを超えた。
・EPON投資は、中国のオペレータや日本と韓国の継続的成長に牽引されて、前期比46%増となった。
・北米GPON市場は過去数四半期にわたり勢いを取り戻した、原動力はベライゾンがFiOS建設を再開したこととブロードバンド刺激策の継続。
・CalixのEthernet FTTH装置売上が今期222%増となった。これは、同社がブロードバンド刺激策資金を利用してUSキャリアのEthernet FTTHネットワーク構築を支援したため。
・フアウエイとZTEは、両社ともDSL装置投資落ち込みの打撃を受けたが、今期はEPONおよびGPON装置に対する中国オペレータの旺盛な投資の恩恵を受けた。
Infonetics Researchのディレクティングアナリスト、Jeff Heynen氏は、今期のブロードバンドアグリゲーション装置市場を「中国におけるDSLポートの劇的な落ち込み」と特徴付けている。

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