All about Photonics

Home > News > News Details

News Details ニュース詳細

富士通、100Gトランスポンダとマクスポンダカードを発表

May 6, 2011, Richardson--富士通は、FLASHWAVE9500パケットオプティカルネットワーキングプラットフォーム(Packet ONP)用の新しい100Gトランスポンダ、100Gマクスポンダカードを発表した。
この100Gユニットは、メトロ、リージョナル、ロングホールネットワーク用に設計されており、これによりキャリアは、ネットワーク容量を大幅に拡張でき、スペクトラル効率を改善し、光トランスポートネットワークのビットコストを下げることができる。FLASHWAVE 9500 Packet ONPは88chsまでサポートしており、ネットワーク容量は8.8Tbpsとなるので、コアネットワークで増大を続ける帯域需要に応えることができる。
キャリアにとって、サービス提供ごとにシングルチャネルネットワークを配置したり、マルチネットワークをオーバーレイしたりするコストと比べると、大幅なコスト抑制になる。キャリアはコスト効率のよい容量拡張ソリューションを求めており、同時に伝送ビット単価の抑制も求めている。40Gは当座のメリットはあるが、データが増え続けているので、波長毎に使えるデータレートがより高い(100G)大容量のWDMシステム(例えば8.8Tbps)の導入を必要としている。
Ovumのネットワークインフラ担当主席アナリスト、Ron Kline氏は、富士通の大手オペレータとの関係や既存顧客から判断して、「明らかに好機だ」とコメントしている。「当社の調査によると、サービスプロバイダは今後数年で100Gに移行してくるので、富士通はこのトレンドに乗れる好位置に付けている。」
富士通の100Gトランスポンダとマクスポンダは、コアネットワークの帯域激増に対応できるように設計されている。コアネットワークでは、高速データサービス、インターネットビデオサービス、帯域集約的なスマートフォンの広範な普及によって帯域需要が激増する。現行のDWDMネットワークの大半は10Gb/sで動作している。これら既存のWDMネットワークが限界に達したとき、富士通の100Gトランスポンダとマクスポンダは経済効率よくネットワーク帯域を10倍に拡大するので、高価なオーバーレイネットワークは不要となる。富士通の100Gユニットは、既存のFLASHWAVE 7500ROADMネットワークでも使うことができ、これらのシステム容量を4Tbpsまで拡張してシステム寿命を延長することができる。
富士通の100Gトランスポンダとマクスポンダは、業界標準のDP-QPSK変調方式と100Gコヒレントレシーバ技術を採用している。富士通は、FLASHWAVE 9500 100Gユニットに多くの第2世代機能強化を盛り込んでいる。最先端の軟判定FEC、高度な光劣化アルゴリズムによってパフォーマンス改善は業界水準を遙かに超えている。全てのFLASHWAVE 9500トランスポンダと同様に、富士通の100Gユニットは50GHzスペーシングで88chフルバンドチューナブルとなっている。

製品一覧へ

関連記事

powered by weblio





辞書サイトweblioでLaser Focus World JAPANの記事の用語が検索できます。

TOPへ戻る

Copyright© 2011-2013 e.x.press Co., Ltd. All rights reserved.