Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

May 6, 2011, Lagos/Floreal--メインワン(Main One)とシーコム(SEACOM)は、西と東アフリカケーブルシステムを相互接続し、POP間でSTM–1およびそれを超える容量サービスを始めた。
この提携により、メインワンとシーコムのネットワークを拡張し、南アフリカとナイジェリア間の全アフリカを接続するシステムを構築することができる。メインワンのCEO、Funke Opeke氏は、「南アフリカとナイジェリアを物理的なケーブルで接続することは今後も継続して行うが、ナイジェリアと南アフリカ間の接続を求める多くの顧客の緊要の要求に応えるために、ヨーロッパでわれわれのケーブルを接続した」と説明している。
メインワンとシーコムのケーブルそのものについては、今回のソリューションはオープンアクセスベースとし、直ちに利用できる。これにより、アフリカ大陸の周りで計画されている他のシステムの完成に先立ち、顧客は時限的なメリットを得ることができる。
シーコムのCEO、Brian Herlihy氏は、「顧客に包括的な接続ソリューションを提供しながら十分な冗長性を獲得するには、アフリカ大陸の周囲にリングタイプのシステムを構築することだ。今回の発表は、アフリカのインターネットを構築するという考えを共有するパートナとともにシステムを拡張していく実行可能な方法を見つけ出すわれわれの決意を示すものである」とコメントしている。