Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

April 15, 2011, Berlin--VI Systems(VIS)は、OIDAのワークショップ「短距離高密度光インタコネクトロードマップ」で、超高速シングルモードVCSELの成果を発表した。これは、従来のMMFを利用して25Gbps伝送、記録的なエネルギー効率を実現した成果となっている。
この成果は、ドイツのベルリン工科大学と協力して達成した。超高速でエネルギー効率のよいシングルモードVCSELは、OM3 MMFで25Gbpsを300m伝送して、エネルギー効率は100fJ/bit。
ワークショップとロードマッピングは、短距離、エネルギー節約、広帯域アプリケーションへのオプトエレクトロニクス利用に焦点を当てている。デジタルアプライアンス、HPC、データセンタがターゲット。
VI Systemsの技術陣は、独自のVCSEL、フォトディテクタと広帯域カスタムICを標準の50/125µm マルチモードOM3ファイバでテストした。VISは、同時にデータ伝送レートとエネルギー効率を上げ、超短距離リーチ(mm)と従来の短距離(1~300m)光インタコネクトのデモンストレーションを行った。
ターゲットアプリケーションには、FC 16(14Gbps)、FC32(28Gbps)、InfiniBand FDR(14Gbps)、EDR(26Gbps)とAOCが含まれる。