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BIPV市場2016年までには年に40億ドルの規模に

April 8, 2011, ワシントン--太陽エネルギー世界市場は過去数年で激変した。モジュール販売価格が高くて持続不可能な供給主導型ビジネスから、ワットあたりのコストとモジュール価格が市場の勝者を決める主因となった需要主導型にシフトしたからだ。
パイクリサーチ(Pike Research)の最近の調査では、建物組込型太陽光発電(BIPV)や建物適用太陽光発電(BAPV)でも業界に同様の動きが見られる。同社の予測では、世界のBIPV市場は主にコスト低下に後押しされて今後力強い成長が見込まれており、年間の卸売り販売額は2010年の7億4400万ドルから2016年には約40億ドルに達する。さらに積極的な成長予測では、BIPV市場は同予測期間に58億ドルに達する。
シニアアナリストのPeter Asmus氏によると、BIPVのワットあたりのコストは急速に下落しており、このトレンドはBIPV/BAPV製品需要に拍車をかける。同氏は、「BIPV/BAPVのワットあたりのコストは2016年までには2.50ドル/Wになりそうだ。また、BIPV/BAPVの美観も改善され、屋根やコケラ板に溶け込むソーラタイル、様々な形状、色、透明度、パタンを持っていて建物の構造にシームレスに溶け込む結晶シリコン(c-Si)ソーラパネルもある」と話している。
EU(主に独/仏)が年間MWを導入して引き続き市場リーダーであるが、市場シェアは2009年の55%から、2016年には32%に落ち込む。これはAPACや北米で需要が急騰するためだ。2016年までには、アジアの需要がヨーロッパの需要を上回り、年に800MWに達する。

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