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Infinera、OFC/NFOEC PDPでテラビット伝送PICを発表

March 15, 2011, Sunnyvale--インフィネラは(Infinera)は、OFC/NFOECのポストデッドラインペーパー(PDPC7)でテラビットフォトニック集積回路(PIC)トランスミッタの成果を発表した。
このテラビットPICトランスミッタは、112Gbpsで動作する10波を集積し、1.12Tbpsの伝送レートを実現している。
PDPは、Infineraの主席エンジニア、Peter Evans氏が発表し、狭線幅レーザ、デュアル偏波状態を利用することで、チャネルあたり112Gbpsを達成したことを紹介した。10chsすべてがエラーフリー伝送を達成。10波のInP PICsは、チップあたりテラビット、さらにそれ以上にもスケールできるとEvans氏は紹介した。
Infineraは、「テラビットPICsによって今後業界は、100Gb/sチャネルからテラビットチャネルへ移行することが可能になる」と説明している。テラビットFlexChannelsを実装すると、FlexChannelsはスペクトラル密度を高めるように設計されているので、ネットワークを25Tbit/sまで拡大することが可能になる。大規模フォトニック集積によって、Infinera独自のFlexChannelsを利用するテラビットチャネルの実現が可能になる。FlexChannelsは、従来のディスクリートの光ネットワークと比べると、テラビットチャネルの実装の経済性が高くなるように設計されている。その理由についてInfineraは、「多数のレーザや他の光コンポーネントをPICsに集積することで、ハイレベルのファイバやシステム容量のビット単価が下げられるからだ」と説明している。3月9日に行われたInfineraのアナリストブリーフィングセッションでは、同社の共同創始者/CSO、Dr. David Welchは、「大規模アクティブモノリシックPICsの開発と量産能力では、当社は業界の競合に対して4年先行している」と主張していた。
Infineraの500Gb/s PICを同社システムに実装して商用化する計画は、来年には実現する予定。同社の計画では、将来的には1Tbit/sを超えるシステムをPICsベースで実現する。
(詳細は、OFC/NFOEC 2011 PDP)

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