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光コンポーネント企業の好業績

February 10, 2011, Eugene--光コンポーネント企業は、そのほとんどが10年ほど赤字続きだったが、2010年およびQ4は堅調な業績を発表している。
ライトカウンティング(LightCounting)のレポートによると、JDSUとオプネクストが、2011年2月3日に業績を発表した後、株価が20~30%上昇した。市場が開いて数分の間にデータセンタ、通信光コンポーネントとシステム企業の株価が上昇し、多額の資金がこの分野に流れ込んだ。光コンポーネント、モジュール、システム企業は、少なくともこの12ヶ月は着実に業績を改善している。
2011年2月4日、フィニサの取引は13%上昇し、1年前の9ドルから約40ドルにまで跳ね上がった。JDSUは27%上昇し、52週の最高値22.8ドルとなった。オプネクストは、2010年は主としてLHネットワークと40G関連で厳しい状態が続いたが、29%上昇して、2.57ドルとなった。JDSUの継続的な利益改善とLTE、40Gと100Gテスト装置の販売急増により、市場の見通しは明るくなった。テスト装置の販売改善は、ネットワークオペレータが次世代システムの導入に取り組んでいること、ネットワーク帯域を大幅に拡張しようとしていることを示す指標である。
ライトカウンティングは、光通信市場の成長を予測してきており、ネットワークの累積帯域(トランシーバのデータレートと出荷数量の積)がインターネットやデータセンタのトラフィック上昇に追いついていないと指摘してきた。この分析は、数年の過少投資を取り戻し、トラフィック増とネットワーク拡張レートとバランスするためには、ネットワーキングインフラに対する一定期間の投資拡大が必要であることを示している。光アンプ、ROADM、最近ではチューナブルレーザおよびその他の伝送モジュールの着実な販売増は、ネットワークのアップグレード進んでいくことを示しており、これはサプライチェーン全体が期待しているところだ。
(詳細は、LightCountingの市場予測レポート: www.lightcounting.com)

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