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RENATERとCiena、コヒレント100Gネットワークトライアル成功

February 7, 2011, Linthicum/Paris--シエナ(Ciena Corporation)とフランスの技術教育と研究国立通信ネットワークRENATERは、ジュネーブのCERNとリヨン(Lyon)のIN2P3コンピューティングセンタを結ぶ220kmで次世代100Gbpsネットワークトライアルに成功したと発表した。
シエナのActivFlex 6500パケットオプティカルプラットフォームをベースにした100Gソリューションは、RENATERの既存光ネットワークを補完するものとなり、大幅に容量を拡大することで、増加を続ける研究者の帯域需要に応えながら、過去の投資の保護にも貢献する。
RENATERは、フランス都市部の1000を超える教育、研究サイトと海外の部署や領土を、研究と教育向けの汎ヨーロッパネットワークGÉANTを利用して接続している。これによりフランスの研究者とその同僚との協働が容易になり、研究と教育にとって価値の高い手段が形成されている。トライアルの間、RENATERは世界LHCコンピューティンググリッド(WLCG)、大型ハドロン衝突加速器(Large Hadron Collider)プロジェクト前進に使用されるグリッドインフラとコンピュータセンタに属するデータの転送に成功。トライアル中にペタバイトを超えるデータが96Gbpsの速度で伝送された(212,000枚のDVD相当、積み上げるとエッフェル塔の高さになる)。
RENATERネットワークでトライアルを行ったシエナの100Gコヒレント技術は、1本のファイバで8.8Tbpsの伝送容量を持つ。ActivFlex 6500プラットフォームとアダプティブ・オプティカルエンジン技術をベースにしたことで、既存の10G、40Gネットワークから容易にアップグレードすることができ、研究機関は帯域需要の増加に応じてネットワークを徐々に拡張することができる。シエナの100Gコヒレントソリューションは、コンパクトでローコスト、エンジニアリングのしやすさを特徴とする同社のラインシステム、ActivSpan Common Photonic Layer(アジャイルDWDMプラットフォーム)で展開することができる。
シエナは、世界の70を超す顧客に6000超のコヒレント40G/100Gラインインタフェースを出荷している。ActivFlex 6500プラットフォームは、100Gと40Gのコヒレント伝送をサポートしており、これら両方のコヒレント伝送を提供する業界初のシステム。

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