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北米キャリアの2010年のサービス売上は2460億ドル

December 22, 2010, Campbell--Infonetics Researchは、調査レポート「北米の住宅向け音声、データ、ビデオサービス」市場シェアと予測を発表した。
主な調査結果
・通信サービスプロバイダは、2010年、音声、ビデオ、インターネットアクセスサービスを契約している北米の世帯から2455億ドルの収入が得られる見込みだ。これは、売上ベースで2009年の2.1%増となる。
・Infonetics Researchは、住宅向けサービス市場は2014年には2700億ドルに達すると予測している。その理由として、音声サービスは下降するが、ブロードバンドアクセスとビデオサービス収入が増加することを挙げている。
・2010年の北米の住宅用モバイルブロードバンド契約者数は、前年のほぼ2倍、約1500万件に達し、2014年には7000万に跳ね上がるとInfonetics Researchは見ている。
・2010年上期(1H10)、住宅向けモバイル音声サービス売上ではAT&Tがシェア29%で市場リーダー、ベライゾンは26%。ただし、加入者数では逆転となり、ベライゾンが29%、AT&TがNo.2で26%(AT&Tは加入者1人あたりの売上げが多い)。
 「2014年までにビデオサービス売上が音声サービス売上に匹敵するようになることを考えると、住宅向けサービス市場における興味深いトレンドの1つは、ビデオ加入者数だ。これは、ケーブルからサテライトやテレコIPTVに移行しつつある。住宅向けケーブルビデオ加入者数は横ばいだが、サテライトビデオ加入者は過去数年、確実に増加している。一方、テレコIPTV加入者数は、前年比で40%増。ビデオサービスは苛烈な戦いになっている。北米ではケーブルテレビオペレータはレガシーだが、価格政策は曲げない。その結果、加入者を安価な代替サービスにとられている」とInfonetics Researchのディレクティングアナリスト、Diane Myers氏は分析している。

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