Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

December 22, 2010, Redwood City--DellOro Groupの調査によると、2010年通年のファイバチャネル(FC)とファイバチャネル・オーバ・イーサネット(FCoE)スイッチ販売が20億ドルを超える勢いを見せており、2009年の水準から16％増となりそうだ。
　FCスイッチ販売はこれらを合わせた市場で優位を占めており、これは8Gbpsの普及に後押しされたものだ。特に、2009年初期に供給上の制約に苦しめられたシスコのスイッチ販売が、顧客が新しい8Gbps製品へ移行しているため、恩恵を受けた。
　「ほとんどのFCoEスイッチはテストラボに導入されている。2011年初めには新しいFCoE製品が市場に出てくると見ており、それに続く数四半期は、ユーザがSAN向けのFCやiSCSIに対してこの新技術をどのように評価しているかが明らかになるだろう」とDellOro Groupの社長、Tam DellOro氏はコメントしている。
　同レポートには、FCoEがSANスイッチよりもSANアダプタ市場で高いシェアを占めている理由についてもレポートしている。