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Imec、超薄型ソーラブラインドEUVイメージャを報告

December 13, 2010, Leuven--ベルギーのImecは、国際電子デバイス会議で、ピクセル間ピッチ10μmの超薄型ハイブリッドAlGaN-on-Siベースの極紫外(EUV)イメージャを報告した。
 バンドギャップが広いAlGaNは、シリコンデバイスに比べると、可視光に感度がなく、UV照射耐性が強化されている。ハイブリッドデザイン裏面入射により、ピッチサイズの微小化を達成。この新しいイメージャは、波長1nmまでの優れた検出能力を示している。
 UV検出はEUV顕微鏡、先端的EUVリソグラフィツールなど、特にソーラ科学の関心事となっている。広いバンドギャップの材料を用いるセンサは、シリコンベースのセンサの問題点、UV照射のダメージを受けやすいこと、不要な可視光およびIR照射阻止フィルタの必要性などを克服する。
 Imecの裏面入射EUVイメージャは、読み出しシリコンチップ上にAlGaNセンサを集積した最先端のハイブリッドデザインをベースにしている。厚さサブミクロンのAlGaN層はMBEを用いてSi(111)ウエハに成長し、256×256ピクセル焦点面アレイを作製。キャパシタンスTIAベースのカスタムの読みだしチップは、0.35μm CMOS技術で作製。AlGaNウエハと読みだしチップは、10μmピクセル間ピッチで、インジウムソルダバンプを用いて後加工。
 焦点面アレイと読み出しチップは、フリップチップボンディングでアセンブリし、シリコン基板を局所的に除去してAlGaN活性層の裏面入射を実現。最後に、イメージャはパッケージに入れてワイヤボンドした。
 これらの成果は、CRHEA/CNRS(仏)とベルギー王立天文台と共同で、ヨーロッパ宇宙機構(ESA)のBOLDプロジェクトで得られた。

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