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ブロードバンド市場規模、2011年末に1860億ドル

December 8, 2010, Singapore--ABIリサーチによると、世界の固定ブロードバンド市場は、2010年、加入者もサービス売上も着実に増えている。3Q10末の固定ブロードバンドサービス売上は、前年同期比10%増、444億ドルだった。
 DSLプラットフォームが、今なお最大の市場シェアで、固定ブロードバンドサービス売上の約60%は、DSLプラットフォームからのものだが、ABIリサーチのJason Blackwell氏は、「ほとんどの地域で市場飽和に達しているため、DSLブロードバンドの成長率は落ち込む、特にDSL普及率が50%を超えている西欧諸国ではDSLの伸びが鈍化する」と分析している。
 2010年、光ブロードバンドの普及に弾みがついた。光ブロードバンドは、IPTV、VOD、その他の双方向アプリケーションなど、先進的なサービス提供に十分な速度をもっている。これらのサービスに必要な速度は、ファイバブロードバンドの展開を加速させるしかない。ABIリサーチは、ファイバブロードバンドからの収益は、2011年中に300億ドルを超えると予測している。
 加入者は、より高速、より高信頼のブロードバンドアクセスを要求している。UKの大手オペレータ、Virgin Mediaは、高速ブロードバンドサービス顧客を前年比で43%増とした。ブロードバンドオペレータは、ARPUの伸びを維持し、顧客の出入りを減らすために、ブロードバンド速度を継続して改善していく必要がある。ABIリサーチの市場データによると、固定ブロードバンドサービス売上は、2011年末には1860億ドルに接近する。

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