Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

December 6, 2010, Redwood City--DellOro Groupの調査によると、第3四半期、Ethernetスイッチの売上が前年比33％増となり、記録的な収益と出荷数量だった。
　Cisco、HP、ジュニパが今期のL2、L3スイッチングの増加分が最も多く、L4-7サーバロードバランシングではF5が最も売上を伸ばした。
　DellOro GroupのEthernetスイッチ市場調査ディレクタ、Alan Weckel氏は、「10GbEとデータセンタスイッチが引き続き、Ethernetスイッチ市場の収益増の大部分を引き出している。2011年には、市場全般はかなり減速すると見ているが、データセンタ製品は2011年も拡大を続ける。10GbEがサーバ接続技術としてだけでなく、データセンタ内のアグリゲーション技術としても伸び続けるからだ」と分析している。
　同レポートは、サーバアクセス用10GbE TORを含むデータセンタ向けの製品が市場の収益増の大部分を引き出していると指摘。この分野のベンダは、アリスタ、ブレード、ブロケード、Cisco、デル、エクストリーム、Force10、HP、ジュニパ。同レポートの指摘によると、2011年の収益増の大半はこれらの製品からのものとなる。