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セーシェルとタンザニアを結ぶ1900km海底ケーブル建設

November 17, 2010, パリ--アルカテル-ルーセント(Alcatel-Lucent)は、セーシェルケーブルシステム(SCS)と3000万ドル超の契約を結び、セーシェルのビクトリアからタンザニアのダルエスサラーム(Dares Salaam)をリンクするSeychelles East Africa System(SEAS)海底ケーブルを建設する。
 この新システムによって、インド洋の115の島で構成される群島、セーシェルは、初めて世界の光ファイババックボーンに直接高速接続できるようになる。SEASは、無理のない料金のインターネットアクセスをサポートする国際接続、商用、行政サービス、生活の質を改善するe-ヘルスなどの新しいブロードハンドアプリケーションを実現する。
 アフリカは歴史的に最もインターネット接続が遅れていたが、昨年それが大きく改善された。すでに完成しているものもあるが、進行中のプロジェクトも含めて、海底ケーブルネットワークの数は、2000年当時と比べて、2012年には5倍になる。EASSyなどはすでにサービスを始めており、2000年時点では伝送容量は0.2Tbit/sだったが、今後20.2Tbit/sが利用可能になる。また陸揚げ局の数も16から76に増える。
 「アフリカ大陸におけるインターネットアクセスの普及に弾みがついているので、社会のいたるところでそれを利用する新しいアプリケーションが爆発的に増えるだろう」とAlcatel-Lucent海底ケーブルネットワークSASプレジデント、Philippe Dumont氏は見ている。
 Alcatel-Lucentのエンド・ツー・エンドソリューションは、1620 Light Manager海底端局、陸揚げ局のSDH装置、エンド・ツー・エンドのネットワークマネージメントなど、海底ケーブルファミリをベースにしている。

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