Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

November 12, 2010, ニューヨーク--ベライゾンは、今年末までにヨーロッパのバックボーンネットワークの一部IPバックボーンに初の標準ベース、マルチベンダ100ギガビットEthernet(GbE)リンクを導入する。
　100Gルータ間技術を導入するのはパリとフランクフルトの間のバックボーンネットワーク。昨年、ベライゾンは893kmネットワークルートに100G ULH光伝送システムを導入した。これは、100Gシステムの初の商用導入。
　導入する100GbE技術は、ジュニパ・ネットワークスのルータとシエナの商用100G Ethernetコヒレント光トランスポートソリューションで、これらの技術によりIPバックボーンルータは100G波長で伝送効率が高まる。顧客にとっては、容量とパフォーマンスの向上になる。
　シエナのグローバル製品グループ担当シニアVP、Philippe Morin氏によると、エンドユーザのクラウドサービス、ビデオ、4G/LTE要求が激しくなってきているのでネットワークの超大容量とパフォーマンス増強ニーズは加速を続ける。
　ベライゾンのグローバルネットワーク企画担当VP、Ihab Tarazi氏は、「ワイヤレスやビデオアプリケーションなどの新しい需要でベライゾンのIPネットワークのトラフィックは増大しており、これをサポートする2は100G技術の導入を継続して行うことが極めて重要だ」と語っている。