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40/100G光トランシーバ市場では内製品が優位

November 2, 2010, Boston--Infonetics Researchは、「10G/40G/100G光トランシーバ市場規模と予測」を発表した。
 同社のディレクティングアナリスト、Andrew Schmitt氏は40G/100G、光トランシーバ/トランスポンダ市場について、システムベンダの内製品が優位を占めると見ている。「Alcatel-Lucent、シエナ、Cisco、フアウエイ、Infineraなどのネットワーク装置メーカーが供給する40G長距離ポートのシェアが増加しており、2014年までほとんどの100Gポートはこれらの装置メーカーが出荷する見込みだ。市場では、コンポーネントサプライヤーと競合することになる。」
調査の要点
・10G/40G/100G光トランシーバ/トランスポンダ世界市場は2014年には21億4000万ドルに達する。
・世界中のキャリアがWDM装置投資を増やしたので、2010年上期はカラード光インタフェースの売上が急増した。
・最初に100G技術を出す装置ベンダが長距離市場の大部分を占め、40Gの契約も増やす見込みだ。これは、キャリアが40Gと100G技術の両方の評価に基づいてベンダを決めようとしているからだ。
・XFPプラガブルチューナブルトランシーバは、すでにROADMベースのネットワークでは一般的になっており、キャリアはIP/Ethernetエッジスイッチ/ルータ、さらにはCMTSヘッドエンド、FTTH OLTs、DSLAMsにまで、幅広くチューナビリティを適用しようとしている。チューナブルXFPトランシーバ市場は、2009年から2014年までCAGR 117%で成長する。
・10G SFP+トランシーバは、2010年から2014年の間に、売上が倍増となり、出荷数量は3倍以上となる。市場を牽引するのは、10GbE、8Gおよび16GFCアプリケーション。
・エレクトロニクスを少なくし(SFP+やXFP)、コストを下げた設計のコンパクトな形状へのシフトが急速に10Gコンポーネント単価を押し下げ、数量は増えても売上が伸びない結果を招く。
・100G技術の成長速度は40G技術の成長速度を超える見込みで、特に100GコヒレントPM-QPSKソリューションは、価格の安いLR4ソリューションが市場に出回るころ(2011〜2013年)には40GコヒレントPM-QPSKの2倍程度の価格となる。

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