Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

October 8, 2010, Eugene--CAPEXの減少と通信ネットワーキング装置販売の控えめな成長は続いているが、2010年の業界の機運は明らかに上向きである、とライトカウンティング(LightCounting)は指摘している。
　2010年、データコムシステムの販売は早期に立ち上がったが、これは企業が経済減速によって遅らせていたアップグレード計画を再開したためである。光コンポーネントやモジュールに対する力強い需要は、業界の幅広い回復を早期に示唆するものである、とライトカウンティングの予測レポートは指摘している。
　トランシーバの世界的販売は16％伸びて、2010年に24億ドルに達する。Ethernetとファイバチャネルモジュールは、それぞれ17％、25％伸びる。この成長を後押ししているのが8Gと10G SFP＋トランシーバの販売。DWDMトランシーバの販売は、10Gbps XFPモジュールが牽引役で、今年は22％成長。
　パッシブ光コンポーネント、ROADMs、ポンプレーザ、アンプの201年の販売は、コンポーネントとモジュール全体の市場よりも遙かに先行している。このことから、インフラの新しいアップグレードサイクルが始まりつつあることから分かる。これらのデバイスは一般にネットワーク敷設の早い段階に使用されるからだ。