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1H10 ROADM WSS、前年同期比95%成長

September 29, 2010, Boston--Infonetics Researchの「ROADMコンポーネント」レポートによると、2010年上期、WSSコンポーネントの出荷は爆発的な伸びを見せ、前年同期比で95%増となった。
 WSS製品は、Tier1キャリアの動向を反映して50GHzスペーシングの方向に加速しつつある。Infonetics Researchのディレクティングアナリスト、Andrew Schmitt氏によると、「小型の2×1コンポーネントは、数量的にまだ伸びていないが、安価にROADMを導入できる手段として、世界の小規模キャリアの中にはこのタイプの製品を評価しているところが多い」。
調査の要点
・WDM ROADM装置市場は光装置ビジネスの中で最速の成長が続く見込みだ。
・WDM ROADMで成長の原動力となっている重要コンポーネントはWSS。これにより、波長ルートプロビジョニングは、電気の代わりに光レイヤーで動的にプロテクションスイッチングを行う。
・ROADM装置市場は、1H10の成長が前年同期比で6%、WSSコンポーネントビジネスに比べるとかなり不振。
・50GHzスペーシングのWSSコンポーネントの世界市場規模は、2012年までに市場の半分以上を占めるとInfonetics Researchは予想。
 通信サービスプロバイダは、チャネルスペーシングを狭くして、ファイバの容量を高め、最先端のWDMソリューションに適合しようとしている。また、将来のトラフィック増に備えて、必要以上にデグリー数を増やそうとしている。

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