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UGentとIMEC、シリコンフォトニクスCaliopa社をスピンオフ

September 28, 2010, Ghent--ゲント大学(UGent)とIMECは、両機関の世界的なフォトニクス研究グループから、Caliopaをスピンオフして設立すると発表した。
 当初の200万ユーロの資金は、Baekeland, Fidimec, PMV-Vinnof,および個人投資家から調達。Caliopaは、最先端のシリコンフォトニクスベースのデータおよび通信市場向け光トランシーバを開発し、市場投入する。
 CaliopaのCEO、Martin De Prycker氏は、市場の反応について次のようにコメントしている。「複数の光コンポーネントを、シリコンフォトニクスを利用した1個の光チップと置き換えることで、微小で高集積、低消費電力の光トランシーバが実現する。これらのシリコンフォトニクスコンポーネントを標準的なCMOS製造設備で作製できれば、極めて魅力的なビジネスになる。主な潜在顧客はCaliopaのソリューションに大きな関心を表明しており、光ネットワークの成長を推し進めるにはポート密度や消費電力が主要課題であると指摘している」。
 Caliopaは、ゲント大学の研究グループやIMECを率いるRoel Baets教授の長年の研究成果、ノウハウ、IPをベースにすることができる。また、世界最先端のナノエレクトロニクス開発センタIMECのシリコンプロセスの専門技術を利用できる。最初の製品開発に、同社は200万ユーロの資金を獲得。現在の社員は7名、IMEC/UGentおよび業界の経験者からなる技術的専門家で構成されており、ハイテク業界で累積マネージメント経験は75年を超える。同社は、今後12ヶ月で社員を倍増する計画。

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