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オクラロ、ダイナミックスペクトラル2×1 WSS

September 22, 2010, サンノゼ--オクラロ(Oclaro, Inc)は、新しいダイナミックスペクトラム波長選択スイッチ(WSS)を発表した。これにより通信オペレータは、高価なネットワーキング装置を置き換えることなく、帯域を増やすことができる。
 これまでは、オペレータは固定帯域のWSSで限界づけられていたが、オクラロのダイナミックスペクトラム2×1 WSSは異なるフィルタ幅で多様な変調スキームをサポートするように設計されており、オペレータは迅速かつ容易に、増え続ける伝送速度向上要求に経済的に応えることができる。ダイナミックスペクトラム2×1 WSSは、オクラロが現在出荷中の2×1 WSSモジュールと完全互換性がある。
 オクラロのWSS部門EVP、Dr. Krishna Balaによると、消費者の帯域需要は着実に増加しており、世界中のオペレータは最も無理のない価格で最高速度を提供しようと奮闘している。「当社は、WSSを完全に取り替えることなく、ネットワークの帯域を簡単に、しかも安価に増やすことによって、こうした要求に応えられるように、ダイナミックスペクトラム2×1 WSSを設計した。また、この機能をすべてのROADMアプリケーションに拡張できるようにポート数の多いWSSもダイナミックスペクトラムにしようと開発を進めている。」
 9月22日、ECOCで、Dr. Balaは「パケットオプティカルトランスポートの光コンポーネント」というタイトルで講演する予定。この講演の中で、Bala氏はビデオやデータストレージのようなアプリケーションの飽くなきデマンドが、どのように固定リングから統合パケット光メッシュに、光コアネットワークの基盤を変えて行っているかについて語ることにしている。また、この市場状況が光コンポーネントの2つの基本的な要求をどのように推し進めているかについても触れる。その1つは、100Gbpsおよびそれを超えるトランスポートをサポートするデバイスの開発、もう1つはカラーレス、ディレクションレス、コンテンションレス(CDC)機能をサポートできる次世代のWSS/ROADMsの開発。

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