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通信投資を活気づけるマレーシアのブロードバンド計画

September 17, 2010, Cambridge--ピラミッドリサーチ(Pyramid Research)は、調査レポート「マレーシア:通信投資を活気づけ、収益増をもたらす高速ブロードバンドプロジェクト」を発表した。
 同レポートは、マレーシアの通信、メディア、および技術分野について独自の市場調査をベースに詳細に報告している。また、固定とモバイル分野の競争を詳細に分析し、技術、サービスの市場シェア、新技術のモニタと導入についても追跡調査している。
 ピラミッドによると、マレーシアの通信サービス市場は、2015年までの予測期間でCAGR 9.7%で成長し、市場規模は2010年の98億ドルから、2015年には155億ドルに拡大する。この高い成長率を支えるのは、経済の強化と、固定およびモバイルブロードバンドサービス需要の高い成長率。
 同レポートを担当したシニアアナリスト、Tae-Hyung Kim氏によると、マレーシアのサービスプロバイダにとって最も魅力的な商機の1つはモバイルデータ市場にある。このセグメントは、2010年から2015年の間にCAGR 19.1%で成長し、今後5年間の累積で220億ドルを生み出す。特にモバイルブロードバンド市場の成長は目覚ましく、CAGR 33.7%で成長して2015年には13億ドル規模に達する。
 HSBBネットワークの構築は、固定ブロードバンド分野のオペレータにとっても魅力的なビジネスチャンスとなる。「このビジネスチャンスは、単なる接続サービスだけではなく、高速接続によって、先ずはIPTVによって可能となる有料TVエンタテーメントサービスなどのアプリケーション提供が期待される。「固定ブロードバンドは、CAGR 23%というかなり高い伸び率が見込まれており、この予測期間で固定ブロードバンドの売上はほぼ3倍になる」とKim氏は予測している。

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