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Shinsung Holdings、SmartFactoryソリューションを採用

September 16, 2010, Santa Clara--アプライド マテリアルズ(Applied Materials, Inc)は、高効率の太陽電池などハイテク製品のメーカーとして急成長中の韓国企業シンソン・ホールディングス(ShinsungHoldings Corp)が、アプライド マテリアルズの製造オートメーションソリューションSmartFactoryを採用したと発表した。
 韓国でソーラー製品全般の生産拡充を進めているシンソン社では、このソリューションを通じて生産の最適化とコスト引き下げを図る。採用の決め手となったのが、SmartFactory独自の機能で、複数の生産ラインを仮想で1つに統合して管理し、プロセスフローをリアルタイムで調整することにより、安定した高いアウトプットが可能になる。
 シンソン社の広報担当者は、「高効率の結晶シリコン太陽電池を全世界のお客様に提供するという当社の戦略に、先進的なファクトリーオートメーション(FA)は不可欠だ。アプライドマテリアルズをパートナーに選んだのは、SmartFactoryが柔軟性と拡張性を備え、価格も手頃で、生産拡大と変換効率向上を積極的に目指す当社のロードマップ実現に適したソリューションだからだ」とコメントしている。
 アプライド マテリアルズのVP/ジェネラルマネージャ(アプライドグローバルサービス)、Charlie Pappis氏は、「太陽電池市場は転換期を迎えつつあり、工場の大規模化やセル効率の向上に伴って幅広くFAシステムの導入を進めるお客様が増えている。当社は、この転換を支援するため、工場の稼働を中断することなく事業の成長に応じて生産規模の拡大ができる強力な統合FAソリューションをリーズナブルな価格で提供する」と語っている。
 SmartFactoryソフトウェアは短期間で導入でき、先進的結晶シリコン太陽電池製造用にあらかじめ組み込まれた作業シナリオに従い、仕掛かり品材料の動きをモニターできるほか、製造シーケンスの管理、一貫したタスク志向GUIによる現場作業員への指示通達などが可能。SmartFactoryにはAppliedE3テクノロジーによるプロセス制御とモニタリング機能が組み込まれ、製造装置と直接インタフェースを構築して品質モニタリングや統計的工程管理が行える画期的な工場制御システムとなっている。E3テクノロジーにはアクティブ障害検出とR2R(run-to-run)プロセス調整、プロセス診断・モニタリングなど、生産量の最適化とセル変換効率の改善を目指す太陽電池メーカーにとって必須の機能が備わっている。

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