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Santec、次世代ROADMに向けてLCoSベース波長プロセッサアレイ

September 9, 2010, Kasugai--santecは、次世代の柔軟でインテリジェントなOTNsをサポートする次世代ROADM向けに、LCoSベースアレイタイプ波長プロセッサ(WPA)を開発した。
 WaveProcessorは、入力ポートと出力ポートをそれぞれ1ポート持ち、インテリジェントLCoSにより入力光信号のスペクトル処理を行う。WaveProcessor Arrays(WPA)は、このウエイブプロセッサのマルチポートタイプを集積したもの。各ポートは、コマンドベース・ユーザコントロールによって独立マネージメントされる。LCoSベースのWPAは、次世代のROADMで飛躍的なダウンサイジングを可能とする。
 Santecが発表したWPA-ファミリは3製品。ハイエンドタイプWPA-44は、次世代OTNsで4×4 WXC(波長クロスコネクトスイッチ)として配置されもので、カラーレスで、競合せず(contentionless)、方向性も固定ではない。WPA-44は、LCoSプロセッサで柔軟な信号処理を制御する機能を持つ。サイズは、200×120×22mm。4×4WXCは、世界初の集積タイプの製品。中間クラスのWPA-8とWPA-12は、ウエイブプロセッサのポート数がそれぞれ8ポート、12ポートであり、ITU-T 50GHzスペーシング96chsの帯域やアッテネーションをファームウエアで可変する機能を持つ。1Uラインカード用に、高集積薄型パッケージで提供、サイズは200×120×16mm、低消費電力。ローエンドTFA-8は8ポートの製品。ITU-T 50GHzスペーシング96chsから1chを選択する機能を持つ。TFA-8は、ドロップポートのカラーレスレシーバ向けに設計。
 製品出荷は、2010年10月の予定。

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