Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

September 9, 2010, 武漢--中国の大手光コンポーネントメーカーWTDは、武漢郵電科学研究院(WRI)から4250万元の追加投資を受けたと発表した。
　同社の第11回役員会で、この投資資金を40G、100Gなどの開発に向けた装置に使用することが決定された。今回の増資は、製品開発水準を上げ、ハイエンドの40G/100G、3G/LTEワイヤレス通信向けの高速アナログデバイス、光集積、製品統合の最適化などの点で海外の大手競合との技術的ギャップを埋めるには、時宜を得た投資であると同社は捉えている。これら製品の開発に成功すれば、第12回5カ年計画で数10億元の売上が見込める。
　また、WRIは、WTDに継続投資を行う計画であると言われており、これによりWTDは業界で技術的先行を維持することができ、第12回5カ年計画中に世界のアクティブデバイスメーカー上位3社のうちにランクされるようになると同社は考えている。