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テラクシオンとプロクシミオンが可変分散補償器を標準化

September 9, 2010, Quebec/Kista--FBGベースの分散補償器メーカー2社、テラクシオン(TeraXion)とプロクシミオン(Proximion)は、高速ネットワークシステム向けの可変分散補償モジュールの標準化を発表した。
 この互換性合意は、可変分散補償器(TDC)の形状に適用され、最大長と幅はそれぞれ150mm、22mmとなる。コンパクトなプラグ&プレイモジュールは競合するエタロン技術のパッケージの1/2になる。しかも光仕様に関しては競争優位性を維持している。また、TDCsの電気インタフェースとコマンドセットも標準化される。
 システムベンダは、この標準化によりシステムカードにおける実装密度を高め、ハードウエアスペースとコストを抑制することができる。FBGベースの可変分散補償器は、2003年以来導入されており、信頼性と効率が高いことがフィールドで実証されたソリューション。
 「ClearSpectrum-TDCMXは市場で実証済みの製品。今回の合意により、システムベンダのオプションが増える、しかも形状は完全互換性を保っている」とテラクシオンの技術/マーケティング担当VP、Martin Guy氏はコメントしている。「プロクシミオンとの合意により、FBG技術をベースにした可変分散補償器の利点が示された。顧客は、エタロン技術が占めていたスペースを節約して、効率よくスペースを使うことができる。」また、プロクシミオンのCTO、Bengt Johansson氏は、このMSAに関連して、「現在、需要が急増しており、このデュアルソースから受ける顧客のメリットは大きい」とコメントしている。両社は、ECOC2010でそれぞれの製品を展示する。

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