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オプト、センサ/アクチュエータ、ディスクリート市場調査

September 8, 2010, Scottsdale--ICインサイツ(IC Insights)の第5版「2010 O-S-Rレポート」によると、半導体産業の力強い回復は続いており、オプトエレクトロニクス、センサ/アクチュエータ、ディスクリート(O-S-R)市場セグメントの多くの製品で販売記録が生まれている。
 レーザトランスミッタはO-S-R製品リストの中で大量販売の新記録を達成すると予測されており、2010年は35%成長、3億5800万ドルに達する見込みだ。CMOSイメージセンサとMEMSベースのセンサ/アクチュエータ、いずれも販売額50億ドルを超える見込みで、2010年の成長率は34%と予測されている。
 O-S-R販売は、固体照明製品(可搬コンピュータ、LCD テレビ、携帯電話、その他のハンドヘルドシステムのバックライト、新しい高輝度LED照明アプリケーション)、CMOSイメージセンサ、光ネットワークレーザトランスミッタ、MEMSベース加速度器、その他のセンサ/アクチュエータ機器、それにパワーディスクリート半導体の力強い需要に牽引されている。
 アクチュエータの販売は2010年に新記録達成とはいかないが、成長率36%が見込まれている。アクチュエータ販売は3年連続で落ち込んだが、2010年に34億ドルまで伸びると予測されている。これは、2006年の最高記録34億5000万ドルに5000万ドル届かない。MEMS技術で作製されたアクチュエータはRFフィルタやスイッチ、MEMSオシレータの力強い出荷、それにマイクロ流体デバイスとマイクロミラーチップの回復に後押しされている。これらのデバイスやミラーチップは、ハンドヘルド機器や劇場用の新しい3Dムービーシステムなどの小型デジタルプロジェクタに使用される。アクチュエータ販売は、2011年には新記録を達成すると予測されており、同レポートによると市場規模は19%増、41億ドルに達する。
 これら3つの半導体市場のそれぞれの販売総額も、2009年の落ち込みの後、2010年には過去最高を記録すると見込まれている。2010年のオプトエレクトロニクスの販売は、27%増、233億ドルに達するとの予測だが、センサ/アクチュエータ市場は過去15年で成長率は最大、29%、197億ドルとなる。
 レポートの予測では、O-S-Rを合わせた2010年の市場規模は、29%増、498億ドル(半導体販売全体の約16%、84%はIC製品)。O-S-R販売の成長は、2009-2014年のIC販売の増加率を若干上回るという予測。この5年で、O-S-R売上は半導体市場の17%を占めると見られている。

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