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浜松ホトニクス、ピーク出力を2倍にした小型・高安定な光源を発売

August 31, 2010, 浜松--浜松ホトニクスは、独自の電源設計により5W入力の現行製品のピーク出力を2倍にして容積を1.75倍に収めた5Wキセノンフラッシュランプモジュール「L11316/L11317シリーズ」を、国内と欧米の半導体検査装置、分析装置、医療装置メーカーなどに向けて9月1日に発売する。
 新製品は、小型の5Wキセノンフラッシュランプと高安定な電源、ランプ点灯用トリガソケットを一体化したモジュールで、長年培ったランプ開発のノウハウにもとづく最適な電源設計により、5W入力で業界一高出力の現行製品をさらに高出力化し、現行製品の2倍のピーク出力でありながら1.75倍の容積に収めた。現行製品と同様に、高安定で長寿命なことや、モジュールのため電源とトリガソケットの設計や配線の煩わしさがなく装置への組み込みや交換が容易。用途に応じて、高入力エネルギーと高繰り返しタイプを用意。
 ランプの光出力は入力電力にほぼ比例するので、ランプの性能を引き出すには高安定な電源が必要。電源はスイッチング方式を採用し、高速充電回路と放電停止回路を内蔵することで、小型でありながら容量が大きくランプを安定して点灯できる電源。
 同製品は、半導体検査、環境分析、FA(生産工程自動化システム)、検体(血液)検査用の装置などの光源として開発。高出力化によって、半導体検査に用いられているハロゲンランプの置き換えが可能になり、小型で発熱が少なく低消費電力、長寿命によるメリットが得られる。また、S/N(信号対雑音比)がよくなるため高精度なハンディタイプの大気汚染や水質・汚水分析装置用の光源として最適。FAラインでは高速化が実現し、生産性の向上に貢献する。

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