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横河、光学性能と信号処理能力をさらに向上した光測定器OSA発売

August 26, 2010, 東京--横河メータ&インスツルメンツは、光通信用の機器や光学部品の開発、製造時に光特性を測る「光スペクトラムアナライザ AQ6370C」を開発、販売開始した。
 「AQ6370C」は、測定する光信号に紛れ込む不要な光(迷光)を抑えこむ迷光抑圧比76dBを実現し、これを業界で初めて保証値として明示した。また、ダイナミックレンジで 73dBを実現。同社によると、新製品は「世界最高クラスの性能でトップレベルのシェアを誇る現行機種AQ6370Bの性能をさらに向上させた後継機種」。ラインナップは、標準モデルと高性能モデルの2機種。測定精度とスピードも前バージョンより一段と向上している。
製品の特長
1. 業界で初めて迷光抑圧比を保証値として明示:迷光抑圧比76dBを保証値として明示したのは業界初。高ダイナミックモードを使用しない通常モードでも、高い迷光抑圧比によって不要な光信号を抑え込むことが可能で、測定時間が短縮される。
2. 測定精度がさらに向上: 測定する光を波長ごとに分ける高性能なモノクロメータ(分散分光器)を搭載し、このクラス最高の波長分解能0.02nmと、73dBのダイナミックレンジにより、測定対象光に近接する光ノイズを分離して光スペクトラムを正確に測定できる。
3. 高速スペクトラム測定: 100nmの波長幅を0.2秒で高速にスペクトラム測定。DWDM信号などの、急峻に現れるスペクトラムや微弱信号などの測定に威力を発揮。

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