Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

August 24, 2010, Copenhagen--イプセンフォトニクス(Ibsen Photonics A/S)とFOSS A/Sは、FOSSがイプセンの既存株主から73％の株式を追加購入してイプセンの主要株主になったと発表した。
　FOSSは、約85％のイプセンの株式を保有している。この投資は、過去数年にわたる両社の提携強化を反映している。
　FOSSのInnovation & Quality担当エグゼクティブVP、Kim Vejlby Hansen氏は、「長年の両社提携の結果、イプセンの分光計技術が超一流であることが分かった」として、その背景を2つ挙げている。「1つは、優れたグレーティング技術と光設計ノウハウ。もう1つは、顧客とウイン-ウインのソリューションを見いだすイプセン独自の目的意識だ」とコメントしている。
　FOSSは、イプセンの製品を分析機器に用いており、主要株主となることで高品質の分光計を継続して確保できる。
　イプセンは、通信、分析、センシング、レーザ市場向け、ホログラフィック、溶融シリカ伝送グレーティング、分光計モジュールのメーカーとして知られている。FOSSは、食料、農業、製薬、化学製品向けに分析ソリューションを提供している。