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米国2Q10のブロードバンド新規加入者数は35万件に届かず

August 23, 2010, Durham--LRG(Leichtman Research Group, Inc)は、米国のケーブルおよび電話会社、大手19社(市場の約93%を占める)が、2010年第2四半期に獲得した高速インターネット新規加入者数は33万6000だったと発表した。今期のブロードバンド純増数は、LRGの9年間の調査の中で最も少ない。
調査の要点
・上位電話会社は、7500件の加入者を失った。前年同期は、385000増だった。
・今期AT&Tが失った加入者は92000。上位10社に入るブロードバンドプロバイダが四半期に加入者を減らしたのは今回が初めて。
・AT&Tとベライゾンは、新規加入者を451000(U-verseとFiOS)増やす一方で、DSL加入者の純減が515000となった。
・上位ケーブルプロバイダが獲得したブロードバンド加入者は34万件を超え、前年同期比140%増。
・全体として、2Q2010に増えたブロードバンド加入者は前年同期比53%増となった。
・上位ブロードバンドプロバイダは現在、7350万の加入者を獲得している。そのうちケーブルプロバイダが4050万、電話会社が3290万。
・上位ケーブルプロバイダは現在、市場全体の55%のシェア、前年同期の54%から若干のシェア拡大となった。
 「従来、第2四半期のブロードバンド加入者の伸びは減速するが、2Q2010の低調は、市場が成熟してきたこと、AT&Tとベライゾンが、従来のDSLサービスを犠牲にして、マルチサービスファイバ販売に注力していることが重なって悪化したものだ。ケーブルプロバイダのブロードバンド加入者獲得ペースは前年同期比で速まっており、今期の純増のすべてはケーブルプロバイダのものだった」とLRGの社長/主席アナリスト、Bruce Leichtman氏は分析している。

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