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贋作骨董品を見破るオーシャンオプティクスのLIBS技術

August 13, 2010, Dunedin--中国北京の古玩城(Antique City)では贋物から本物の陶器区別するためにオーシャンオプティクスの技術が用いられている。
 骨董品の鑑定士として全国的に認められているGuan Haisen氏は、オーシャンオプティクスのLIBSシステム、QE65000を用いて人工的に古く見えるようにした陶器や工芸品の発見につとめている。
 オーシャンオプティクスのLIBSシステムはレーザを使って、テスト対象の極微小部分(裸眼では認識不能)を焼いてプラズマを形成する。プラズマは化学物質の解析に使用し、経年過程をシミュレートする。テスト全体は30秒以下で終わる。
 現在、中国の陶器試験業界は、鑑定士の知識と経験に大きく依存している。LIBS解析は、骨董品の調査に技術精度を持ち込むことになる。Haisen氏は、LIBSを使って自身の豊富な専門技術を広げ、最も精度の高い鑑定結果を得ようとしている。同氏の目標は、この種の科学的な評価を標準にすることにある。
 このような比較的新しいアプリケーションにシステムを選択する際、Haisen氏は、分光器とソフトウエアの精度を絶対的要件とした。鑑定士は、デリケートな鑑定対象をLabsに運び込むよりも現場に出向くことが多いため、可搬性とフィールドでの精度も重要だった。

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