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東アフリカのブロードバンドインターネット需要に海底ケーブルが拍車

August 5, 2010, Cape Town--Frost & Sullivanの「東アフリカブロードバンド市場調査」によると、海底ケーブルの建設にともない、東アフリカのブロードバンドインターネットサービス需要が伸びている。
 この地域でのブロードバンドインターネットサービスは、まだ揺籃期だが、東アフリカでインターネット接続やアプリケーションを提供している市場参入者は150以上ある。Frost& Sullivanの調査では、2009年の市場規模は3億130万ドルだったが、2016年には63億4000万ドルに達する見込みだ。この調査でカバーしている技術は、ADSL、モバイル(GSM,GPRS/EDGE, HSDPA)、WiMAX、Wi-Fi、サテライト。
 調査アナリスト、Jiaqi Sun氏は、「固定無線技術によりネットワーク導入コストが抑制でき、料金も下がり、QoSも向上する」として、「これらが東アフリカのブロードバンド市場拡大を促進する要因だ」と分析している。
 固定無線ブロードバンドアクセスは今後2〜3年で成熟期を迎え、3Gモバイルブロードバンドが引き続き市場拡大の原動力となる。帯域、コンピュータ、端末、その他のCPEs価格は適度に下がっていき、今後7年はこの地域でのサービス普及を促進する。
 しかし、交換レートの変動が東アフリカに対する投資計画の信頼度を下げる可能性があり、その他にも海外投資の阻害要因として、未成熟な市場環境、アイデアの製品化プロセスが遅いこと、光ネットワーク建設が進んでいないことが挙げられる。
 Sun氏は、「加入者、売上げで、市場規模が小さいため、海外からの投資を引きつける力がなく、市場の発展を遅らせる」と指摘している。

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