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コスト抑制のためにルータ実装IPoDWDM、OTNキャリア需要増

August 5, 2010, Campbell--Infonetics Researchは「ルータのOTN、IPoDWDM、GMPLS需要:サービスプロバイダ調査」レポートを発表した。
調査の要点
・ほとんどのオペレータがデータとトランスポートの運用人員を統合する計画を持っている。この点は、既存オペレータよりも新興のオペレータの方が遙かに先に進んでいる。
・GMPLSが光ネットワークでは使用されるようになっているが、データドメインでそれがどのように有効であるかをキャリアは一歩下がってみている段階。
・MPLS-TPの標準化がまだ足踏みしているので、MPLS-TPのルータへの実装は2013年にならないと伸びない。
 Infonetics Researchの主席アナリスト、Michael Howard氏は、「ルータへのIPoDWDM実装に対する関心は薄いとの業界の一般論に対して、Infonetics Researchが最近調査したサービスプロバイダのかなりのパーセンテージがIPoDWDMを使っているか、これから使おうとしていることが分かった。2010年で約半数、2012年までには70%に達する。ルータへのOTN実装も同様ではあるが、短期的には遅れ気味。IPoDWDMを後押ししているのは、コストの節約。高価なOEOトランスポンダをルータとDWDM接続の両端に使う代わりに安価なカラーレスオプティクスを使うことで節約できる」と分析している。
 「業界では、IPoDWDM問題で議論になることが多い。トランスポート(DWDM)層のコントロールを誰がするかということで、データグループとトランスポートグループが対立する。IPoDWDMへの新規参入者は、DWDMレイヤーのコントロールにルータを置く考えはまったくなく、コスト節約のためにIPoDWDMを導入するのだ」と同氏は指摘している。

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