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パシフィック・クロッシング、PC-1をさらに増強して需要増に対応

August 3, 2010, サンフランシスコ/東京--NTTコムの子会社でPC-1のオペレータであるパシフィック・クロッシングは、成長が続くサービス需要に応えるためにPC-1の容量増を行い、Ethernetサービスを強化する。新規追加の容量は7月末からサービスに使用される。PC-1システムの3回目のアップグレードは2010年末の予定。
 2008年のアップグレードで、PC-1の容量は1Tbpsを超えたが、今回さらに波長数を追加して太平洋横断の容量を1.3Tbps超に増強する。アップグレードは、既設のPC-1インフラで、サービスや回線の停止を行うことなく、シームレスに実施された。
 パシフィック・クロッシングのCEO、Mark Simpson氏によると、パシフィック・クロッシングはNTTコムに買収されたことで一段と強化された。パシフィック・クロッシングのネットワークとビジネスをNTTコムの世界的な力と統合し、日本の全国的なファイバインフラにアクセスすることで日本市場にシームレスにアクセスできるようにするとともに、他のアジア地域にアクセスする複数のケーブルシステムも提供できるようになった。同時に、パシフィック・クロッシングは米国における広範なバックホールとIPネットワークによってもサポートされている。NTTコムは、米国では世界最大のTier1インターネットネットワークプロバイダの1社として勢いを増している。
 この最新のアップグレードは、パシフィック・クロッシングの戦略、遅延に敏感な、大容量のアプリケーションを含む最新世代のサービスをサポートするためにネットワークインフラを進化させるという戦略の一環。このアップグレードの一部として、パシフィック・クロッシングは10G LAN PHYサービスを現行の10G WAN PHYおよびSONET/SDHサービスに追加する予定。PC-1ケーブルシステム独自のネットワークトポロジーを利用することで、パシフィック・クロッシングは最小遅延の太平洋横断ネットワークサービスを提供できる。これは、時間に敏感なアプリケーション、特に金融業界にとっては重要な要素。

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