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2011年までには中国がアジア最大のファイバアクセス市場に

August 2, 2010, Cambridge--ピラミッドリサーチ(Pyramid Research)によると、2011年までに中国は日本を追い越し、アジア最大のファイバアクセス市場になる。中国のファイバアクセス回線は、2011年末に2590万、それに対して日本は2520万回線にとどまる。
 ピラミッドの調査によると、中国市場は2011年までに日本市場に追いつくが、サービス売上げに関しては、ドルに対して円高であるため、中国が日本を追い越すのは2年後の2013年になる。この段階で中国のサービス売上げは、1681億ドル、日本は1668億ドルとなる。
 ファイバアクセス急増の原動力の1つは、ファイバ敷設に政府が強い決意を示していることだ。ピラミッドのシニアアナリスト、Daniel Yu氏は、「高速化への移行は、高価格化でもあるので、ファイバ接続により中国の固定サービス売上げが成長を続けることは確実だ。業界全体として、ファイバネットワーク敷設に、今後3年で220億ドル投資し、ポート数は2000万から、8000万ポートに増える」とコメントしている。
 中国のネットワークは、メトロエリアでも新規開発のMDUでも、高価なFTTHよりも、圧倒的にFTTB/N構成が多い。FTTxサービスは、まだ高価なサービスと捉えられているが、「高速アクセス需要が高まるにつれて、装置やCPEコストに規模の経済効果が働き、サービスにも手が届くようになる。ブロードバンド全体に占めるFTTxのシェアは、2010年末で14.8%だが、2015年にはこれが30.9%になる。ピラミッドの予想では、ブロードバンドの純増は2010年で1900万件、2015年にはファイバ技術の普及にともない、この数は2400万件に達する」。

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