Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

July 30, 2010, Boston--ストラテジ・アナリティクス(Strategy Analytics)のレポートによると、世界のブロードバンド加入者総数は2015年までに10億件に達する。
　アジアパシフィック地域は、現在ブロードバンド加入者総数の約45％を占めると言われているが、今後もこの成長トレンドは続き、次の5年でCAGR 18％程度の成長が見込まれている。
　DSLが有力アクセスプラットフォームにとどまるが、次の5年でファイバに圧されるものと見られており、2015年までには住宅向けブロードバンドの1/4は光ファイバになると同レポートは予測している。サービス売上げは、予測期間で約9％成長するが、1ユーザあたりの平均売上げ(ARPU)はわずかに落ち込む。
　「ブロードバンドの成長は目覚ましいものがあるが、2010年の時点で世界の世帯の60％以上がインターネットにアクセスできていない、ましてやブロードバンドなど利用できないという事実は重要だ」と同レポート担当ディレクタ、Ben Piper氏は指摘している。