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エリクソン、インドで最大規模のFTTHプロジェクト契約

July 30, 2010, ストックホルム--インドの固定ブロードバンドインフラプロバイダ、レイディアス・インフラテル(Radius Infratel Pvt. Ltd)は、エリクソンと新規契約を結び、拡大を続けるインドのブロードバンドアクセス需要に対応する。
 エリクソンのEDA 100 GPONシステムとパッシブファイバポートフォリオにより、今回のプロジェクトでは60万の家庭および企業が市場で最大容量のブロードバンドに接続される。
 Radius Infratelは、2009年に高速ファイバアクセスの導入をスタートさせた。このソリューションが家庭、不動産管理会社およびオペレータに好評だったことから、Radius Infratelは今回のエリクソンとの新規契約に踏み切った。
 Radius Infratelは通信プラットフォームでブロードバンド技術を用いて単一の統合インフラで、駐車場管理、アクセスコントロール、自動照明、セキュリティサービスなどのビル管理サービスを提供することができる。インフラはオープンであり、共有されるので、サービスプロバイダは容易にサービスにアクセスでき、顧客もそれぞれのニーズに最適のプロバイダを選択することができる。
 Radius Infratelのマネージングディレクタ、H S Singh氏によると、エリクソンのGPONソリューションを採用することで、Neutral Access Network Operation(NANO)コンセプトが実現可能となった。NANOコンセプトでは、様々なオペレータがそれぞれの帯域リッチなアプリケーション、IPTV、マルチメディアコンテンツなどを配信し、多様なビル管理、ホームオートメーションサービスを提供する。「この先駆的なアライアンスによって、われわれはインドにおけるブロードバンド体験を再評価しようとしている」と同氏はコメントしている。
 消費者は100Mbpsまでのインターネット速度、IPTV、最高度の帯域集約的なエンタテーメントを利用することができる。これらは、複数のオペレータが各家庭につながる一本のファイバで提供する。インドで拡大を続けるブロードバンド需要に応えるために、このソリューションは将来のトラフィック増にも耐えうる設計となっている。
 エリクソンのインド地域担当者、Gowton Achaibar氏によると、インドでは2015年までに200万を超える家庭や企業に、GPON技術を採用した高速ブロードバンドが提供される。

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