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JDSU、同期Ethernet用にジッタ計測モジュール

July 29, 2010, ミルピタス--JDSUは、JDSU光ネットワークテスタシリーズ(ONT-503, 506, 512)に新たにジッタ計測モジュールを追加した。
 この新モジュールにより、ONTは10GbE 同期Ethernet(SyncE)機器およびシステムのジッタとワンダの解析ができるようになった。これらの機能は、ビデオのような高品質帯域集約的なサービスの配信を目的とするモバイルバックホールネットワークの信頼性とパフォーマンス保証を支援できるように設計されている。
 JDSU ONTのジッタ機能は、SyncE回線のジッタとワンダ評価作業をサポートができるように設計されており、タイミングおよび同期は信号劣化やネットワークパフォーマンスに問題を起こすことなく維持される。
 ベイシックなEthernetは、映像やモバイルバックホールネットワークの信頼性保証に必要な同期機能を欠いている。SyncEは、SONET/SDHにリンク毎に取って代わるものとして市場投入された。これは下位互換性を持ち、既存の同期アーキテクチャを活用し、現在および次世代のIPベースのビデオなどのサービスを経済的に実現するものと考えられている。現在、1GbE、10GbEで市場に出ているSyncEは、今後40GbE、100GbEネットワークでもサポートされるようになるとJDSUは見ており、必要なタイミング機能を提供し、TDMからパケットネットワークへの移行を加速するものとJDSUは捉えている。
 JDSUによると、ONTジッタモジュールはITU-Tが最近定義したSyncEインタフェースのパフォーマンス仕様に準拠している。同モジュールは、ジッタ計測の3機能、生成、トレランス、トランスファを備えており、内部ジッタはITU-T標準で求められるジッタトレランス(耐性)限界に十分なマージンを持っているとJDSUは主張している。

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