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イェニスタ、6.25GHzまで手動設定できる可変フィルタを発表

July 21, 2010, ラニオン--イェニスタ(Yenista Optics)は、手動可変フィルタ(XTM-50)を販売する。同製品は、回折格子ベースの測定器としては記録的な、6.25GHz(50pm)まで帯域を調整できる。
 次世代100Gb/sシステムの開発では、100G MUXのサブバンドを詳細に見るために超狭帯域フィルタの必要性が高まってきている。XTM-50の可変波長範囲は1450〜1650nm、帯域調整範囲は50pm〜800pm。フィルタのフラットネス0.2dB、エッジの切れが500dB/nmであるため、エンジニアはロスが少ない、信号歪がないチャネルを取り出すことができる。イェニスタの販売/マーケティング部長、Nicephore Nicolas氏は狭帯域フィルタが必要とされる背景について、「100Gb/s関連の新しい伝送技術、OFDMなどが実験室では取り扱われるようになっており、新しい分析ツールが必要になっている。50GHzフィルタに4つの異なる光ストリームを多重しようとすると、従来のガウシアンタイプやセミフラットトップのフィルタはもはや使えない。エッジの切れがよい、狭帯域フィルタが必要になる」と話している。この新しい手動可変フィルタで、イェニスタは新しい変調方式、高速伝送、カスケードROADMsの研究に画期的なソリューションを提供できる。さらに同氏は、「この手動タイプのフィルタは、価格-性能比も魅力的である」とコメントしている。

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