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富通住電光纜(成都)有限公司で光ファイバ工場の開所式を挙行

July 13, 2010, 成都--住友電気工業株式会社と富通集団有限公司(富通集団)が合弁で設立した富通住電光纜(成都)有限公司(SFC社)で、7月8日に光ファイバ工場の開所式が行われた。
 現在中国では、ブロードバンド利用者の拡大、上海万博などの大規模イベント開催等により、情報インフラの整備が急速に進み、世界で最大の光ファイバ需要国となっている。さらに、2011年頃よりFTTx市場も急速に立ち上がっていくものと予想され、中国における光ファイバの需要は今後も堅調に伸びていくものと見込まれている。
 住友電工は、2008年10月に富通集団と合弁事業契約を締結し、光ファイバ母材製造会社を含む、3つの合弁会社を設立した。
そのうち四川省成都市に設立したSFC社では、2009年1月より光ケーブルの製造を行ってきたが、中国の光ファイバ需要の急増に伴い、今回住友電工の最新技術を用いた光ファイバ線引機を導入し、新たに光ファイバの製造を開始することになった。なお、光ファイバの母材に関しては、住友電工と富通集団が浙江省杭州市に設立した富通住電光繊(杭州)有限公司(董事長 田中 茂)にて製造する。
 住友電工は、「今後、当社と富通集団は、当社の母材製造を含む高度な技術力と富通集団の強い販売力を融合させることにより、中国市場でのトップシェア、さらには業界のトップリーダーを目指す」とコメントしている。

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