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ブロードバンド、ビデオ、モバイルサービスが住宅向けサービスを牽引

July 5, 2010, Campbell--Infonetics Researchは、「北米の住宅向け音声、データ、ビデオサービス」市場調査と予測を発表した。
 同社アナリストDiane Myers氏は、「従来の固定音声サービスが減少し、ブロードバンドアクセス、ビデオ、モバイルデータサービスの増加が加速している。2013年までには、PCベースのモバイルブロードバンド加入者が、他のタイプのインターネットアクセス加入者総数を上回る。通信オペレータが競争力のあるモバイルサービスを提供できなければ、不利になることは明らかだ。住宅向けの音声やインターネットサービスはもはや物理的な住宅につなぎ止められていないので、オペレータは個々人向けのサービスにカスタマイズし、特定の固定された地域ではなく、全国規模で競争しなければならない」と分析している。
調査の要点
・北米の住宅向けサービス市場は、音声、ビデオ、インターネットアクセスサービスで構成されている。この市場は、経済減速期間を通じて安定しており、2009年は2400億ドルを維持した。音声サービス(VoIPとモバイル音声を含む)売上げは2009年に5%減だったが、ブロードバンドアクセスとビデオサービス売上げがそれぞれ5%、6%伸びた。
・Infonetics Researchの予測では、北米の住宅向け音声、ビデオ、インターネットアクセスサービス市場は、2014年までに2710億ドルに達する。
・住宅向けサービスで真の成長エンジンはブロードバンドアクセスであり、北米のサービスプロバイダの年間の売上げは、固定およびモバイルブロードバンドソリューションに牽引されて2009-2014年でCAGR 13%で成長する。
・2009年、北米の音声サービス加入者全体の70%がモバイルだった。2014年までには、消費者はますますモバイルのみを使用するようになるので、この数字はさらに伸びる。
・北米の住宅向け音声サービス加入者総数の55%はAT&Tかベライゾンのいずれかの加入者。
・ビデオサービスでケーブルオペレータとサテライト(衛星)プロバイダとの争いは続いており、2009年、市場で優位を占めるケーブルオペレータの売上げ市場シェアに衛星(DBS)とテレコIPTVプロバイダが一部食い込んだ。
・北米の住宅向けビデオサービス売上げシェアではコムキャスト(Comcast)が市場リーダー。2009年、Direc TVとdish NetworkがTime Warner Cableを追い越した。
・ビデオサービスは、サービスプロバイダにとって今後大きな収益となるが、音声サービスに比べるとプログラミングコストが高く、利益率は低い。

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