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ベライゾンとアルカテル-ルーセント、100G Ethernetトライアル

June 25, 2010, Basking Ridge/Paris--ベライゾン(Verizon)は、メトロポリタンEthernetインフラで100Gb/s Ethernetトラフィックを伝送するフィールドトライアルを行った。
 ベライゾンのスイッチト・イーサネット・サービス(Switched Ethernet Services)ネットワークに導入されたアルカテル-ルーセント(Alcatel-Lucent)の装置を用い、ベライゾンのダラス地域のネットワーク12.7kmでデータ伝送を行った。
 ベライゾンSESは、次世代のスイッチトEthernetサービス。顧客は光ファイバベースのアクセスを利用して、メトロワイドのそれぞれの拠点間を、アクセスプライベートおよび公衆網(WANs)を介して容易に相互接続できる。Ethernetサービスは、P2Pやマルチポイント接続が選択でき、マルチQoSや多様な帯域との組み合わせを可能としており、多くの顧客アプリケーションに適合可能となっている。
 SES需要は増加しているが、これはワイヤレスキャリアが、広帯域ワイヤレスサービスの需要増に直面して、先を越されないようにEthernetバックホールを使う傾向を反映したものと言える。ベライゾンは現在、Ethernetベースの技術を使用して、同社の最先端の光ネットワークで何千ものセルサイトやモバイルスイッチング局舎にリンクを提供している。
 「この100G Ethernetトライアルで、ベライゾンはメトロEthernet領域で顧客の帯域需要に応え、将来に備えることができる」とベライゾンの技術担当重役、Jean McManus氏はコメントしている。「今後のネットワークは、100G Ethernetのような基本単位を含み、アクセス速度や顧客の帯域需要の増加に伴ってスイッチトEthernetを拡張していくことができる。」
 トライアルは6月14-18日、現行のAlcatel-Lucent 7450装置に新しいプラグインカードを装着してネイティブ100GEトラフィックを1本のファイバで伝送し、高速リンクを構成した。
 このトライアルの狙いについてMcManus氏は、「100GEトラフィックがメトロネットワークで、また現行の装置で伝送できることを示すことだった。これにより、既存のネットワークインフラに大きな変更もなく、それにともなうコストもかからないことを示せた。」
 100GEサービスインタフェースに100GBASE-LR10オプティクスを実装したAlcatel-Lucent 7450 ESSノードは、10kmまでの距離でローコスト、広帯域伝送を提供できる。

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