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三菱電機、LED照明事業を強化

June 22, 2010, 東京--三菱電機は、省エネ、環境負荷低減の基幹商品であるLED照明事業を強化する。施設用を中心に新商品開発を加速し、「LED営業推進センター」を新設して2015年度に事業規模500億円を目指す。
 三菱電機は省エネ照明として期待の大きいLED照明の新商品開発を加速するとともに、総合物件対応部門を新設して、LED照明事業を強化する。
事業強化の主な内容として、同社は次の3点を挙げている。
1.施設用分野新商品の開発に注力:最も省エネ貢献度の高い施設用照明分野(オフィス、店舗・商業施設、工場・倉庫)向けLED照明器具の開発を重点テーマとし、当社研究所の基礎技術開発・応用技術開発部隊を投入する。2012年までに施設用主力機種で120 lm/Wの器具総合効率を達成するとともに、800機種をラインアップする。さらに2015年には1500機種にラインアップを拡げ、施設用※2で性能と品ぞろえ共に業界トップクラスのポジションを狙う。
2.世界トップクラスのランプ・LEDメーカー OSRAM社との連携を強化: 既に光源(ランプ)分野で20年以上の提携関係にあり、世界2大ランプメーカーの1社であるOSRAM社(ドイツ)のLED電球製品(パラトンシリーズ)の国内導入を加速し、ラインアップを強化する。また、照明器具の開発連携やグローバル展開も今後進めていく。
3.「LED営業推進センター」を新設して営業体制を強化: 7月1日付で「LED営業推進センター」を新設し、全社的な営業展開を加速する。三菱電機の持つ幅広い事業領域からの客先情報を統合し、関連会社を含めた全販路を通じてLED照明の提案を実施。特に照明の需要規模が最も多く、LED化による環境貢献が期待できる施設用大口物件の受注を拡大する。

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