All about Photonics

Home > News > News Details

News Details ニュース詳細

2009年の低迷後ブロードバンドの成長加速

June 18, 2010, ロンドン--2010年3月31日現在で世界のブロードバンド加入者数は4億8400万件だった。これは、今年の最初の3ヶ月で3.12%成長、1470万回線増加したことになり、過去12ヶ月で最高の四半期となった。
 ポイントトピック(Point Topic)のシニアアナリスト、Fiona Vanier氏は、「世界のブロードバンド成長は、2008年末以来、初めて加速に転じている。2009年は相対的に厳しい年だったが、今回の実績で回復の生気が見えた」とコメントしている。
 ブロードバンド回線が10万を超える主要ブロードバンド国で、1Q10の成長が前期比で加速したと報告しているところは半分以下にとどまっているが、これらの国々はQ1に増えた回線数全体の80%超を占めており、統計全体に対する影響は大きい。
 「ブロードバンドの成長が正常に戻ったと言っても、国によってばらつきがある。韓国などの普及率が高い市場では、まだ加入者数が増えているとは言え、新興市場と比べると飽和までの余裕が少ない。成長の余地がまだ大きい国々では、成長予測は非常に難しい。例えばフィリピンは、2009年の成長率は60%を超えたが、2010年Q1はわずか14%だった。成長率は激減したが、それでもなお極めて健全だ」とVanier氏は分析している。
 中国が世界最大のブロードバンド国であり、引き続き米国を引き離している。中国はQ1の新規加入者総数の40%を占めた。米国市場は相対的に活発ではなく、ヨーロッパは横ばいであるので、2010年のブロードバンドではアジアが注目市場となる。
 Vanier氏は、「多くの刺激策が動いており、ブロードバンドが贅沢ではなく有用であるとの認識が定着し、今年のブロードバンド加入者数は増加する」と見ている。
 ファイバは競合技術よりも伸びが速いが、凌駕していると言うわけではない。「DSLは今でも多くの市場で極めて人気がある。特に、インドのようにブロードバンドの第2の波が来ている国々では強い。こういう国々では、DSLは比較的、導入コストや負担が軽いため、導入に無理がない。こうした理由で、1Q10の伸びは特に力強かった。」
 ファイバの形勢は有利だが、実際の導入はファイバとDSLもしくはEthernetとのハイブリッドだ。VDSLあるいは何らかの形のLANがラスト数100mに使われている。
 「プレミスまでオールファイバとするのは極めてコスト高になる。最もコスト効果がよいのは、ローカルノードまでファイバ、その先は銅線(copper)かEthernetケーブルを使ってブロードバンドを提供することだ。銅線は既設である場合が多い。このようなハイブリッド導入では、光コンポーネントはなくても、上りの速度がDSLよりも速く、ダウンストリームも速い、遅延特性もよいので、ファイバに近い。ギガビット速度が出るわけではないが、ファイバとのギャップを埋め、将来の拡張の下地になる」(Vanier氏)。

製品一覧へ

関連記事

powered by weblio





辞書サイトweblioでLaser Focus World JAPANの記事の用語が検索できます。

TOPへ戻る

Copyright© 2011-2013 e.x.press Co., Ltd. All rights reserved.