All about Photonics

Home > News > News Details

News Details ニュース詳細

オーシャンオプティクス、メキシコ湾の大気環境モニタに貢献

June 18, 2010, Dunedin--オーシャンオプティクス(Ocean Optics)のModular HR2000分光計は、アルゴス・サイエンティフィック(Argos Scientific)のポータブルUVDOAS環境モニタリングシステムの一部として、メキシコ湾で大気環境モニタリングに貢献している。
 アルゴスは、フロリダ州ヒルスボロ(Hillsborough)カウンティと連携してDeepwater Horizon(自動船位保持装置を備えた半潜水式石油プラットフォーム:韓国の現代重工業が建造)原油流出の環境への影響をモニタしている。
 今後流出原油が広がると、地域社会では空気と水の品質に影響が出るので、フロリダ湾岸に本社があるオーシャンオプティクスにとっては、このプロジェクト特別な意味がある。
 HR2000高分解能Miniature Fiber Optic分光計は小型で、分解能0.035nm(FWHM)。モジュラー式設計により、ユーザはディテクタ、グレーティング、エントランスアパチャ(スリット)といった光ベンチオプションを選択できる。
 アルゴは、同社のポータブルUV DOAS大気モニタリングシステムにHR2000分光計をカスタム仕様で組み込んでいる。メキシコ湾で、同システムはすでに、原油流出域から採取した原油と海水とが混ざった試料を含め、多くの環境試料を分析している。サンプルの蒸留解析結果によると、サンプルからのUVスペクトラル特性から2つのガスの存在が明らかになっている。これらの初期調査データは、同システムのスペクトラルライブラリーの更新に用いられる。UV DOASシステムは継続モニタリング用にミシシッピーに設置されており、リアルタイムでデータを取得している。

製品一覧へ

関連記事

powered by weblio





辞書サイトweblioでLaser Focus World JAPANの記事の用語が検索できます。

TOPへ戻る

Copyright© 2011-2013 e.x.press Co., Ltd. All rights reserved.