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昨年の米国マルチチャネルビデオサービス新規加入者は170万件

June 16, 2010, Durham--LRG(Leichtman Research Group, Inc)によると、米国の最大手ケーブル、衛星、テレコTVプロバイダのマルチチャネルビデオ加入者純増数は、昨年170万件を上回った。
 ケーブルテレビ会社上位10社は、2010年Q1末までの1年間で約140万件の加入者減となったが、サテライトTV加入者(DirecTV, Dish Network)133万件増、テレコTV(ベライゾンのFiOS、AT&T U-verse)178万件増によって相殺された。2010年Q1だけで、マルチチャネルビデオ業界全体の加入者は約58万件増となった。
調査の要点
・ケーブルTV視聴可能地域では、TVを所有する世帯の89%が何らかの形態のマルチチャネルルビデオサービスに加入しており、これは過去最高。
・ケーブルTV視聴可能地域では、マルチチャネルビデオ加入者の66%がケーブル加入者、2004年は79%だった。
・マルチチャネルビデオ加入者(ケーブル視聴可能地域)の平均年収は、非加入者と比べると59%高い。
・インターネットなど他の方法で見たい番組の全てを見られるという理由でTVサービスに加入していない人はわずか1%に過ぎない。これらの非加入者で、昨年ビデオサービスを止めたものはいなかった。
・サテライトTV加入者の11%、ケーブルTV加入者の9%、テレコTV加入者の5%は、半年以内に現在のプロバイダを替えたいと考えている。
・プロバイダを替えたいと言っているケーブルの加入者で、乗り換えの理由にインターネットなどで見たい番組のすべてが見られると言っている人は1%未満。
 この調査は、全米から1600世帯をランダムに抽出して電話調査した結果。

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