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オプティウエイブ、100Gbpsコヒレント技術設計用にアップグレード

June 4, 2010, Ottawa--コンポーネントやシステムのデザインツールを開発・販売しているオプティウエイブ(Optiwave Systems Inc)は、光通信システム設計スイート最新版、OptiSystem9.0を発表した。
 このリリースには多くの新しい特徴が盛り込まれているが、これらは100Gコヒレント伝送アーキテクチャを採用する最先端の光システムの設計に対応することを目的としている。
 同社社長、Dr. Jan Jakubczykによると、OptiSystem9.0はシステム設計エンジニアのための100Gネットワーク設計ソリューション。「ネットワークトラフィックが継続的に増えており、帯域需要も増えているので、サービスプロバイダは100Gシステムの導入に焦点を合わせている。当社の顧客は、OptiSystemの100Gモデリング機能に大きな関心を寄せている。当社は、この最新版で完璧なデザインソリューションを提供することができた」と話している。
 追加した新しいコンポーネントモデルには、光コヒレントQPSK、DP-QPSK、ツリウム添加増幅器モデル、OFDMトランスミッタコンポーネントなどがあり、OptiSystem9.0は、先行バージョンを使用している顧客には時宜を得たアップグレードと言える。
 「100Gネットワークは、極めて重要な開発段階にある。開発担当者は、既存の10Gシステムのスペクトラルの範囲に収まる枠組みで次世代のシステムアーキテクチャの導入可能性を探っている。これが可能であれば、サービスプロバイダのアップグレードコストは大幅に下げられる。OptiSystemは、このような設計フレームワークの可能性を探るための重要なR&D資産であり、OptiSystem9.0の新しいコンポーネントモデルは、こうしたニーズの高まりに応えるものと当社は考えている」(光システム担当ディレクタ、Dr. Jackson Klein)。

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