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通信キャリアの2009年CAPEXは5.9%減

May 31, 2010, Campbell--Infonetics Researchは「サービスプロバイダCAPEX、OPEX、ARPU、加入者」レポート2010年上期版を発表した。このレポートでは、現在の経済状況が通信市場にどのような影響を及ぼしているかを地域ごと、装置セグメント毎に分析している。
調査の要点
・世界のサービスプロバイダの2009年通信および非通信投資は、前年比5.9%減、2950億ドルだった。
・2009年のネットワークインフラ投資は8%減。最大の削減は、IPボイスインフラ、光ネットワーク装置、ビデオインフラ、IPルータ。
・サービスプロバイダのネットワーク投資全体で、モバイルインフラ投資が引き続き最大シェア、約19%を占めた。
・世界のサービスプロバイダの2009年の売上は、前年比4.2%減、1兆6500億ドル。
・キャリアの売上は、2010年には成長を再開する。
・世界のサービスプロバイダ上位10社(2009年米ドルベースでの売上順)は、AT&T、NTT、ベライゾン、ドイツテレコム、チャイナモバイル、フランステレコム、ボーダフォン、テレフォニカ、KDDI、コムキャスト。
 Infonetics Researchの主席アナリスト、Stephane Teral氏によると、通信サービスプロバイダの2009年のCAPEX 5.9%減は、多くの予想よりも遙かに小さかった。「キャリアの投資は、2001年のように激減しなかった。その理由は2つある。サービスプロバイダのバランスシートが無負債であること。これは、劇的なテレコムクラッシュから学んだからだ。もう1つは、今日のブロードバンド需要が紛れもなく本物であること。予想通り、世界の通信キャリアのCAPEXは減少したが、2010年には底入れし、2011年には新たな投資サイクルが始まる。これを牽引するのは、2Gのアップグレード、3G、LTEの展開、ファイバベースの有線ブロードバンド。これらが世界中で始まる」と同氏は分析している。

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