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Luna、高分解能可搬ファイバネットワークアナライザを発売

May 24, 2010, Blacksburg--ルナイノベーションズ(Luna Innovations Incorporated)の事業会社、ルナテクノロジーズ(Luna Technologies)は、後方散乱光リフレクトメータ4200(OBR4200)の販売を開始した。
 OBR 4200は、ポータブル高分解能リフレクトメータで、光アセンブリや短距離ネットワークのメーカー、インストーラーは、これにより最先端の診断機能を利用することができる。OBR4200は、通常のOTDRの1000倍の分解能を持ち、ポータブル測定器としては初めて高分解能と高感度の組み合わせを実現した。
 OBR 4200は、掃引レーザ干渉計技術をベースにしており、OTDRでは分解能が足りないような用途に高感度、高分解能の組み合わせを提供する。
 OBR 4200の開発は、ルナと海軍航空システムズコマンド(NAVAIR)が、中小企業技術革新研究プログラム(SBIR)資金を得て、海軍航空機や船舶内で光ファイバシステムのサポートに適した計測技術を開発する目的でスタートしたジョイントプロジェクトだった。
 OBR 4200測定器の最初のアプリケーションに含まれるのは、コンポーネントのパフォーマンスやネットワークアップタイムを確実にするための全光ファイバシステム品質制御、ファイバケーブル、コネクタ、コンポーネントやスプライスの挿入損失とリターンロスの評価。それにベンディング、破断、不良スプライス、不良コネクタポイントを特定するための高分解能欠陥検査や故障解析。
 OBR 4200の主な特徴は、以下の通り。
・Panasonic Toughbookバッテリー動作可搬機器。
・3mmイベント分解能で欠陥検出。
・デッドゾーンなしで500mまでのネットワークを計測。
・全計測範囲で、-120dBまでのレイリーレベル感度。
・0.1dB挿入損失分解能で、非反射欠陥を特定。
・1540nm動作波長でシングルモード、マルチモード対応。
・使いやすい、カスタマイズ可能なソフトウエアインタフェース。
 OBR 4200の出荷開始は6月。

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