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Ondax、NSFの資金を得てチューナブルレーザ開発を継続

May 17, 2010, Monrovia--オンダクス(Ondax, Inc)は、国立科学財団(NSF)からフェーズIIの資金50万ドルを獲得し、微小外部キャビティチューナブル単一周波数レーザの開発を継続する。オンダクスは、波長安定化、高性能光フィルタリング用ボリューム・ホログラフィック・グレーティング(VHG)技術で知られている。
 同社はすでにマルチラインVHG素子を組み込んだ自己整合、非分散、チューナブル単一周波数レーザの実証に成功しており、今回の獲得資金は、これに次ぐ開発にあてられる。第2期の開発は、チューニングレンジの拡大、モードホップフリー波長チューニングがターゲットとなる。
 オンダクスの社長/CEO、Randy Heyler氏は、同社のチューナブルレーザ技術について、「ブルー・バイオレットから近赤外までのチューナブルレーザの小型化、ローコスト化を実現するものだ。基本的には製造が容易な設計になっており、バイオ薬学解析、国防、高精度分光、環境センシングなど、サイズやコストが制限要因となるアプリケーション向けにチューナブルで安定したレーザ光源を実現するものだ」とコメントしている。
 単一周波数レーザ、高精度分光で2005年にノーベル賞を受賞したDr. John L. Hallが第1期の開発で技術指導を行っており、同氏は第2期の開発でも技術指導を継続することになっている。
(詳細は、www.ondaxinc.com)

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